市場が拡大されつつあるデジタル音声広告(オーディオアド)を解説
オーディオ広告とは、Spotify、radiko、ポッドキャストといった音楽のストリーミング配信や、インターネットラジオ音声メディアへのデジタル音声広告を指しています。従来、音声による広告としてラジオ広告がありましたが、市場規模も大きくなりつつある音声広告手法として、オーディオアドが定義されてきつつあります。
オーディオ(音声)広告とは
オーディオ広告とは、その名の通り音声素材を活用した広告です。
その広告市場規模は、2020年は16億円であったのと比較し2023年は245億円、2025年には420億円に達すると予測されています。
出典:デジタル音声広告市場規模推計・予測2019年―2025年(デジタルインファクト)
オーディオ(音声)広告のメリット
オーディオ(音声)広告には、どのようなメリットが挙げられるのでしょうか。
1)聴覚経由でのアプローチにおいて、SOV100%で生活者へリーチ
メディア環境研究所によるメディア定点調査では、2022年のメディア総接触時間は445.5分(1日あたり/週平均)という結果が出ています。2019年に初めて400分を超えて以降、高止まりの状況です。メディア別では携帯電話/スマートフォン、テレビ・パソコンが上位であることからも、その多くは映像による接触が占めていると想定されます。
本コラムをご覧頂いている皆さんも実体験として感じていらっしゃるかもしれませんが、「テレビを見ながらスマートフォンを見る」などの行為をはじめ、「視覚でのメディア接触」は飽和状態であり、且つ複数のメディア経由で複数の広告に一度に触れることも多い状況です。
その点、音声広告によるアプローチは、例えばradikoで番組を聞いている途中で挿入される広告も、Spotifyの音楽と音楽の間に挿入される広告も、「聴覚経由でのアプローチ」においてはSOV100%で生活者にアプローチすることが可能です。
サウンドロゴをマーケティングに活用されている広告主も多いですが、そのクリエイティブを最大限に活かすことが可能なのが、オーディオ広告とも言えるのではないでしょうか。
2)様々なターゲティング配信が可能
PORTOをはじめとした各種DSPからオーディオ広告を配信することも可能です。その場合は、他デジタル広告と同様、DMPの各種データを用いたターゲティング配信が可能です。その際に、Spotify、radikoの1st party データを用いたターゲティングも可能です。
また、同一の広告プラットフォームを活用することで、他メディア(施策)と組み合わせたターゲティング手法も可能です。例えば、音声広告を配信し、その広告に接触した生活者に対して次は動画広告でターゲティングする、といったことが可能となります。
弊社PORTOでは、オーディオ(音声)広告単体での様々な事例のほか、他メディアと組み合わせた際の統合的な効果分析事例などもありますので、ぜひお気軽にお問合せください。
オーディオ(音声)広告についてのお問い合わせならPORTOへ!
会社名 | 株式会社PORTO |
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設立 | 2021年1月4日 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目21−1 渋谷ソラスタ15F |
代表取締役 | 吉田大樹 |
事業内容 | ブランド広告主向けアドプラットフォーム事業 |
URL | https://portodsp.co.jp/ |